腰椎分離症
成長期のスポーツ選手における腰椎の疲労骨折です。
小、中、高学生スポーツ選手の腰痛の原因の40%程度が分離症であるとの報告が複数みられます。
腰椎分離症は腰部を繰り返し伸ばしたり、ひねったりする動作が原因で起こります。
分離症の状態のまま無理をしながら運動を継続することで折れた骨がお腹側にズレてきてしまいます。
そうすると「すべり症」という病態に変化し治りにくくなることがあります。
このような人は要注意です。
身体を後ろに反らした時に痛みが出たり、痛みが増すことがある。
半年以上腰の痛みに悩ませられている。
早期発見、早期治療が大切になります。
成長期のスポーツをしている子に非常に多いので
親御さんはしっかりと子供の痛みに耳を傾けてあげてください。
腰椎分離症の治療には、疲労骨折ですので、骨の回復を早める治療が必要となります。
当院では、酸素カプセル治療を勧めております。
酸素カプセルは、血中酸素濃度を高めてくれて、骨癒合を早める効果が期待できます。
その他として、鍼灸治療も有効的です。鍼灸治療は、深部への刺激を入れることにより
深部血流を促し、骨折部への血流量を上げます。
また、炎症を抑えてリハビリを行っていきますので、しっかりと競技復帰までサポートさせて頂きます。