膝関節内側側副靱帯損傷/武庫之荘・整骨院
2023/09/13
膝関節内側側副靱帯損傷
内側側副靱帯は膝関節の主要な靱帯で、膝関節の内側で大腿骨と下腿の脛骨とを繋いでおり、他の靭帯と比べて大きな靭帯で、膝の外側からのストレスに対して、関節の内側部分が開きすぎるのを防ぐ役割をしています。
内側副靭帯を損傷すると、膝は通常よりも過伸展、もしくは普段は曲がらない方向(外反)に曲がることがあります。
多くの場合は基本的なケア・安静とリハビリで治癒しますが、重症の場合は手術を必要とすることもあります。
上記の内側側副靱帯損傷はラグビーやアメフトといったコンタクトスポーツで好発し、膝の外側から内側に向かって強い力を受けた時に発生します。
また、膝が内側に向き、つま先が外側に向いている時に膝に捻れが生じることで、接触がない場合でも受傷します。
膝の内側に痛みがでます。
内側側副靭帯は大きな靱帯なので、他靭帯のケガと比べても痛みが強い場合が多いです。
症状は、一般的に膝の内側部分に腫れが見られ、(受傷後、すぐに腫れない場合もあります)時間が経つにつれて膝の他の部位にも腫れがひろがることがあります。
また、膝が固くなった感じがして、膝を真っすぐに伸ばしたり、曲げることが難しくなります。
そして、可動域が制限され膝の曲げ伸ばしが難しいため、階段を登ったり、椅子に座ることが困難になります。
内側側副靱帯が単独で損傷することは少ないため、他の靱帯や半月板などの損傷に注意が必要です。
軽度の損傷では、安静、冷却、圧迫、挙上のRICE処置、物療による消炎鎮痛処置を行います。
中等度、高度の損傷ではギプス固定で安静を保持したり、手術が適応される場合があります。
くわえ鍼灸整骨院では、治療だけでなく、リハビリや、再発予防のトレーニングを行うこともできます。
お身体でお困りの方は是非一度ご相談ください。
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