呼吸で健康に/武庫之荘・整骨院
2023/07/03
呼吸で健康に
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、肺には筋肉がないので、直接動いて呼吸ができるわけではありません。
また、そのほかの内臓にも骨格筋のような筋肉はありません。
胃や腸のように食べ物を消化して、次の消化器官に移動させる運動(蠕動運動)を促す筋肉はありますが、基本的には内臓自体が動くような筋肉はありません。
身体は基本的に頻繁に使えば活性化し、使わなければ衰えていくものです。
動かなければ血液があまり送り込まれず、代謝が悪くなっていきます。
どうすれば筋肉のついていない内臓を動かすことができるのかというと、正しく呼吸をすることです。息を吸う時に、横隔膜が下がることで内臓たちは横隔膜に押されて動きます。
内臓たちを動かすことにより、代謝が上がり、消化機能、免疫機能などが向上します。
また、代謝が上がることで、脂肪の燃焼が促進され、お腹周りを直接動かすと内臓脂肪も減っていきます。
痩せたい、とお腹を凹ませていたら一時的には痩せるなどの効果があるかもしれませんが、上記の内臓の働きの向上効果は得られません。
そのため、横隔膜をしっかりと使った正しい呼吸は代謝が上がりやすくなり、結果として、無駄な脂肪が減り、健康につながります。
皆さんも普段、あまり意識しない呼吸について、気に留めてみましょう。
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くわえ鍼灸整骨院