インナーマッスル(ローカル筋)アウターマッスル(グローバル筋)/武庫之荘・整骨院
2023/05/18
インナーマッスル(ローカル筋)アウターマッスル(グローバル筋)
スポーツや日常生活、体型でインナーマッスルは大事!と言われてきたと思います。
確かに、インナーマッスルはすごい大事なものになりますが、インナーマッスルって何?と質問されるとどうでしょう?答えられますか?
インナーマッスル、アウターマッスルについて、ご紹介していきます。
インナーマッスル(ローカル筋)とは
体幹であれば脊椎(背骨)に直接付着する筋肉と定義され、身体の深部に位置し、腹横筋や多裂筋、内腹斜筋等が挙げられ脊椎および各関節の安定性を高める働きがあります。肩関節では、回旋筋腱板、膝であれば内側広筋、股関節であれば中臀筋と呼ばれる筋肉がインナーマッスルに該当します。
アウターマッスル(グローバル筋)とは
脊椎に直接付着せずに脊椎および関節の運動を遂行する表在筋のことであり、脊柱起立筋や腹直筋などが挙げられます。胸郭から骨盤への力の伝達を担うとされています。
以上の2つが相互に作用することにより脊椎の安定性が増加されると言われています。
インナーマッスルが何故大事だと言われているのか?
1990年代以降インナーマッスルの重要性が判明されるようになりました。
その中の一つで挙げられるのがフィードフォワード作用と呼ばれるものです。
フィードフォワード作用とは、四肢の運動時に先行して、インナーマッスルが活動を行うといったものです。つまり、肩を挙げる前に体幹が働くということです。
肩を挙げる前にインナーマッスルが働くと脊椎が安定して、問題なく肩が挙げる事ができます。しかし、このフィードフォワード作用が低下すると、脊椎が安定しない状態で、肩を挙げてしまい、腰などに負荷が高まり、そこから腰痛などに繋がってしまいます。
腰痛や、肩の痛みなどは様々原因により、発生すると言われています。痛みや症状だけに注視せず、何故それが発生しているかを考える事が大事になります。
是非、ご参考にしてください。