頚部痛neck pain/武庫之荘・整骨院
2023/05/08
頚部痛neck pain
頸の痛みを患ってる方は多く生涯のうちに頚部痛を経験する方は最大で70%にまで上ると言われています。(22〜70%)年間の発生率は16.2%、加齢により有病率は増加し、50代の女性が一番多いとされており、頚部痛患者の30%は慢性化へ移行すると分かっています。
症状
・頚部周辺の筋肉にコリ、硬さを感じる。
・立位や座位の姿勢を保つと悪化する。
・頚部のROM制限や違和感
リスク要因
・年齢が40歳以上
・頚部痛の既往歴が長い
・腰痛を持っている
・日常的に自転車に乗っている
・抑うつ
仕事環境に関するリスク要因
・仕事に対する低い満足度 リスク1.28倍
・キーボードに身体が近い リスク1.46倍
・仕事のバリエーションが低いリスク1.27倍
・筋緊張を自覚している リスク2.75倍
・持続的に不良姿勢で仕事をしている
治療としましては
鍼治療が慢性期に運動療法と併用して行うことと、温熱療法が推奨されており、当院では、ラジオ波や超音波治療といった物理療法により、症状を改善させることができます。
また、運動療法では
頚部の安定性向上:深層頚部屈筋訓練
急性期では可動域を向上するためのストレッチ、肩甲骨周辺の筋力トレーニングが推奨されます。
亜急性期の場合、頚部、肩甲骨周辺の筋持久力を向上する運動を行うべきであるとされております。
慢性期の場合、頚部のストレッチ、頚部の固有感覚、筋力、筋持久力向上のためのエクササイズ、また、有酸素運動を組みあわせることが推奨されています。
セルフケアでは個人の状況により(職業など)完治が難しい場合もあるため、出来るだけ自分でコントロール出来るように運動習慣の習得や健康的な生活習慣を身に付ける事に努めるように心がけましょう。
是非、ご参考にしてください。
武庫之荘駅から徒歩3分
くわえ鍼灸整骨院