熱中症対策/武庫之荘・整骨院
2022/05/23
【熱中症対策】
梅雨明けなど急激に気温が高くなったときに発生しやすい熱中症。
熱中症は年々増加傾向にあり、その予防・対策が求められています。
熱中症を対策・予防するためにはどのようなことに気を付ければいいのか。
実際にスポーツ現場で行っている対策・予防策と併せて解説していきます!
1.暑熱順化させる
2.WBGTを測る
3.尿の色をチェックする
《1. 暑熱順化》
熱中症のハイリスクの1つに、
”急激な気温の上昇”が挙げられます。
私達の体がまだ暑さに慣れていないタイミングで、急激に気温が上がってしまうと熱中症になりやすくなってしまいます。
そのため、徐々に体を熱に慣らしていくことが必要になります。
そこで有効になってくるのが"湯舟につかる"です。
練習直後に40°のお湯に15分間入ることで、涼しい環境下での練習でも暑熱順化できると報告されています。
2週間行うことで効果が見られたと言われているので、梅雨明けの気温が高くなる1週間程前から実施するのがよさそうです。
湯舟に浸かって暑さに慣れる。これは効果が証明されていますのでぜひ実践してみてください!
《2.WBGTを測る》
WBGTは湿球黒球温度とも言い
1.湿度
2.日射・輻射など周辺の熱環境
3.気温
の3つを取り入れた指標のことをいいます。
基本的にWBGTが31°以上の日は、原則運動禁止と言われています。
しかし実際は31°以上あっても、大会などを急遽中止にできないのが現状です。
トレーナー・スタッフ間で”今日は熱中症のリスクが高い日”だという共通認識を持つことが実はとても重要です。
《3.尿の色をチェック》
濃くなればなるほど水分が足りていないという証拠になり、図でいうところの4以上の濃さだと脱水と判断した方がいいです。
ただ注意点が1つあり、脱水以外にも尿の色が濃くなるときがあるということ。
主に、
・ビタミンB3の摂取
・運動性血色色素尿
・なにかしらの病気
で色が濃くなります。
《まとめ》
今回は熱中症対策を簡単にまとめました。
実際もっとたくさんの対策がありますが今回は3つだけ紹介させていただきました。
気温が上がっていき熱中症のリスクが高まりますので是非ご参考に。
武庫之荘駅から徒歩3分
くわえ鍼灸整骨院