寒い時期の入浴は注意が必要!?/武庫之荘・鍼灸整骨院
2022/01/20
こんにちは!
まだまだ寒い時期が続きますね!
寒い時期ということで、皆さん(特に高齢者の方)に注意して頂きたい事があります。
「ヒートショック」という言葉を聞いたことはありますか?
とても冷え込んできたこの季節に多くなる現象ですが
高齢者の方に多く見られ、
最悪の場合、死につながってしまうとても危ない現象です。
では、なぜヒートショックが起きるのか。ですが
冬場の入浴は暖かい居間から寒いお風呂場へ移動する為
急な寒暖差が生まれます。
血管が広がったり、縮んだりを繰り返し、その結果
血圧が何回も変動することになります。
血圧の変動は心臓へ大きな負担をかけ、
心筋梗塞や脳卒中になりかねません。
・65歳以上である。
・高血圧、糖尿病、動脈硬化がある。
・一番風呂が好き
・熱い風呂が好き
・30分以上お湯に浸かっている
上記に当てはまる方がご家族にいる場合は
定期的に様子を見に行ってあげてください。
予防のポイントですが
・脱衣所と浴室を温めておく
浴槽にお湯を張っている場合は浴槽の蓋を外しておくと浴室を
温めておくことができます。
・入浴する際はかけ湯を行う
手や足などの心臓から遠い場所からかけ湯をしていき
心臓をならしてあげましょう。
・湯船から上がる時はゆっくり上がりましょう。
湯船につかっている時は体温が上がっており、血管が弛緩(緩む)して、
血圧が下がっている状態です。
その状態で急に立ち上がると、頭まで十分に血が回らずに立ち眩みが起きやすくなります。
ですので、ゆっくりと立ち上がりましょう
以上の3点に気を付けて入浴してみてください!
武庫之荘 くわえ鍼灸整骨院